講師からのメッセージ

講師からのメッセージ

奈良県の森林を担うキーパーソンに
経営や実践的な知識と技術を学びたい

大栄環境グループ
株式会社総合農林 代表取締役

佐藤 浩行Hiroyuki Sato

大栄環境グループが所有する山林経営の仕事をしています。社有林は全国に8,170ヘクタール。本社は神戸ですが、主に奈良県の十津川村と宮崎県の三股町を行き来しています。

わたしたちは、社会が求める大切なことに貢献できる存在です

わたしがいつも心がけているのは「林業は林業のためだけにあるのではない」ということです。林業は資源循環としての木材生産に加えて、防災、生物多様性、景観といった様々な社会の要求に貢献できるはずで、そのことが経営の安定につながるという両立の関係が理想です。そこに近づくために、森林所有者の立場として何をするべきかを追求していきたいと考えています。

林業はインテリジェンス(知性)が求められる仕事

森林管理/林業は、目先のことも二世代先のことも同時に考えなければならない、最もインテリジェンス(知性)が求められる仕事の一つだと私は思います。アカデミーはその終わりのない学びの基礎をもたらしてくれる学び舎です。山仕事が子供たちの憧れとなるような、そういう時代を一緒に作っていきましょう!

〈担当〉

森づくりの考え方と実践の方法森づくりの考え方について担当します。
現場を目の前にした時、どのように施業法を選択して実行していけばよいのか、道筋のつけかたをトレーニングします。

労働現場の安全確保労働災害を起こさないための準備と発生した場合の対処方法について担当します。スイスの職業訓練で行われている「リスクマネジメントの4原則」、労災保険会社SUVAが作成した「森林作業の事故を防ぐ10の重要なルール」を日本向けにアレンジします。